全国にいるデザインを学ぶデザイナーの皆さま。こんにちは。
フリーランスデザイナーの井上カツオ(@katsuologo)です。

独学でフリーランスのデザイナーになりました
あっという間に4月に突入ですね〜!3歳の息子の卒園式も終わり、温かくなってきて毎日春を感じています。そんなゴロゴロしたくなる日々ですが、5年先もデザイナーを続けていけるようにコツコツトレーニングを続けています。
インターネットだけでなく、書籍を通じて体系的に情報収集することで、デザインや事業についての理解を深めています。そんなボクが2022年3月に読んだデザイン・フリーランス関連で良いと思った7冊の本を紹介します!
目次
今月に重点的に学んだこと
今月は以下の2つを重点的に学びました。
- レタリング
- 名刺デザイン
- その他
レタリング関連本
レタリングとはデザインされた文字のことです。ヘタクソな文字にコンプレックスを持っているボクですが、procreateやイラレを使えば上手に描けるかもしれないと思い立ち、レタリングのトレーニングを始めています。レタリングを習得できれば、ロゴデザイナーとしてご提案できる幅も広がります。なので、最近は仕事の合間を縫ってコツコツトレーニングをしています。
『トンボ鉛筆 筆ペン デュアルブラッシュペン ABT ハンドレタリング入門セット GCI-631P』
まずは手で描いてみようと購入しましたが、購入してみて致命的な問題に気がつきました。それは左利きのボクには見本のような太さに描けないということです。通常、右利きの場合、筆は引く方向へ描いていくものですが、左利きの場合、筆を押す方向に描くため、自然な太さで描けないのです。

そういえば書道も右手で書かされていました。
ますます自分には向いていないのではと考えますが、ボクが想定している描き方はデジタルアート。この商品はボクには扱えない道具でしたが、諦めません。
『The Ultimate Guide to Modern Calligraphy & Hand Lettering for Beginners:』
こちらもレタリングの基本を学習するために購入しました。手描きでは描けないことを理解したので見本をスキャンしてiPadで練習をすることに。なるほど、適当に描かれているようできちんと法則があることに気がつきました。
ちなみに、ボクは筆記体すら描けない(中学生の頃に習って以来)ので、筆記体のトレーニングとしても役に立ちました。
名刺関連本
ロゴデザインと併せての依頼が多いのが名刺デザインです。この名刺デザイン。シンプルが故に奥深い。
お客様も当然「普通の名刺」でよければわざわざデザイナーにはご依頼しないわけで、限られた小さな名刺というスペースの中に「脱普通」を表現しなければならず、それが非常に難しく、技術力が求められます。
そんな中で、求められる名刺デザインを作れるようになりたいという思いで名刺関連の書籍を購入し、トレーニングをしています。
『名刺・封筒・ビジネス文具デザインコレクション ビジネスツールは仕事の武器!』
名刺だけではなく、封筒や包装紙など複数の製作物を通じて、統一されたデザインのヒントを得ることが出来ます。「なるほど〜これもアリなのか〜。」と自分が名刺のデフォルトに縛られすぎていたことに気がつきました。ルールを理解した上で、ルールを壊す。それが脱普通への道なのかなと感じます。
『デザイン事務所のツール見本帳 名刺・封筒・レターヘッド・ポートフォリオ』
こちらの本はデザイン事務所が使用している名刺や封筒、ステーショナリーグッズのデザイン見本。ムダな装飾はせずに、シンプルな名刺がほとんど。なのに、ひとつひとつにこだわりを感じます。この本からそれぞれのデザインの狙いと仕掛けをひとつずつ紐解いていけば、ボクが目指す脱普通名刺デザインにたどり着けそうです。
『名刺ワンダーランド 2』
世界中の名刺を集めた見本帳です。この本は海外の名刺がほとんどで、特に名刺のカタチや加工(活版印刷)などにこだわったデザインが多いので、自分が作りたい名刺とは違うかな〜という印象でした。

英語ではカッコ良い名刺でも、日本語に置き換えるだけでイマイチになってしまうんですよね〜。
その他
『読まれる・稼げる ブログ術大全』
アクセス数を増やしたくて買っちゃいました(笑)まだ途中までしか読んでいませんが、ブログ入門者のボクにはまだ早かったかなと感じました。貴重な情報なのですが、ボクの性格上、あれこれ考えすぎて書けなくなってしまいそうなので、一旦読み進めることをやめて、いつかもっとアクセス数を伸ばしたい!と思えたときに読み返すことにします。
『ウルトラニッチ 小さな発見から始まるモノづくりのヒント』
競合のいないウルトラニッチ(少数派)な場所で活躍するクリエイターの方々を紹介する本です。ボクのロゴデザイナーという肩書きもかなりニッチ(少数派)なのですが、更にニッチな場所を求めて購読。紹介されている人々はニッチを求めたわけではなく、好きや偶然をとことん突き詰めた結果の場所であることを知りました。
この本を通じて、単にニッチを求めるのではなく、自分の閃きをムダにせずに動いてみることの大切さを学びました。
まとめ
この3月は7冊の本を読みました。
特に、今習得したいレタリングと名刺デザインに関連する本が多く、学びが多かった一ヶ月でした。今後も継続してトレーニングしていきます。