全国のフリーランスを目指すデザイナーの皆さま。こんにちは。
フリーランスデザイナーの井上カツオ(@katsuologo)です。
独学でフリーランスのデザイナーになりました
インターネットだけでなく、書籍を通じて体系的に情報収集することで、デザインや事業についての理解を深めています。そんなボクが2022年6月に読んだデザイン・フリーランス関連で良いと思った5冊の本を紹介します!
重点的に学んだこと
今月は図解デザインを重点的に学びました。ブログでもホームページデザインでも、「分かりやすさ」を追求すると図解にたどり着きます。この分かりやすい図解をスキルとして身につけることができれば、さまざまなお仕事に応用できるという思いで今月は集中的に学ぶことにしました。
『なんでも図解 絵心ゼロでもできる! 爆速アウトプット術』
打ち合わせの内容を瞬時に「図」にするテクニックを紹介しているテクニック本。
打ち合わせ中に描く図なので、非常にシンプルで基本的な図解づくりをトレーニング形式で学べる本になります。あとはかんたんなルール「四角の囲みと丸の囲みの違い」「実線と点線の違い」などを決めて組み立てていくことで、明快な図ができるという仕組み。とても分かりやすく、誰でも実践できる内容となっているので、図解初心者の方にオススメの本です!
『説明がなくても伝わる 図解の教科書』
分かりにくい「汚図」で優れたアイデアを台無しにしないために、誰でもかんたんに実践できる技術をまとめた本。方法論というよりも、分かりやすさを追求するためのマインドセットとして参考になった本です。
『チャートで考えればうまくいく 一生役立つ「構造化思考」養成講座』
企画書や提案書で自分の意思を正確に伝え、納得してもらうための構造的思考について解説された本です。
7つのチャート(図式)で整理をすることで、伝わりやすくなるというもの。伝える技術だけでなく、思考の整理にも役に立ちます。
『あてはめるだけで“すぐ”伝わる 説明組み立て図鑑』
分かりやすい説明の型として「PREP法」が有名です。そんなPREP法以外にも役に立つ説明の型が80パターン紹介されている本です。図というより文章による手法です。
ブログや図解を書くときに役に立つと考えて購入しましたが、今のところは読んだだけで満足してしまっています
豊富な量が魅力な本なのですが、逆にそれがボクにはやや多すぎるかなと感じてしまいました。型が多すぎることでひとつひとつの解説が少なく情報が薄いのが残念なところ。
どちらにせよ、今回の「分かりやすい図解づくり」という目的としては学びが少ない本でした。
『楽しい! 美しい! 情報を図で伝えるデザイン』
こちらの本は優れたインフォグラフィックのデザイン事例が紹介されています。
情報を分かりやすく視覚化して表現することです。
他の図解本のように、ムダな情報を削ぎ落としシンプルに見せるという方向性ではなく、一枚の紙で魅力も情報もしっかり伝え切るのがこの本の事例の魅力です。どの事例もあっと驚く仕掛けがあり、眺めているだけでも楽しいです。1冊5,900円とやや高額ですが、これからも参考図書としてずっと制作を助けてくれる一冊です。
おまけ:今月のコミック『チ。―地球の運動について―』
「地動説」は今や小学校で習う基礎知識ですが「天動説」が定説だった15世紀ヨーロッパの時代に「地動説」を唱えた人々が主人公のマンガです。読む前はあまりピンときてませんでしたが、その時代に「地動説」を唱えることは当時のキリスト教の根底を揺るがす異端の考えで、もし見つかれば重罪、死罪という中、命をかけて真理を紐解いてゆくストーリー。
絵はあまり上手ではないですが、非常にスリリングで続きがどんどん読みたくなるマンガです。
まとめ
ということで、今月は5冊の本を読みました。
図解本を参考に、ブログ記事の中で図解を増やしてみました!
▼このあたりの記事から図解を増やしています。
ジャンプ率が低くてまだまだ見にくいですが、作りながら改善していきます
これからもっと読みやすいブログを書いていけるように図解を多用して記事を書いていくことにします!