献血へ行こうかお悩みの皆さま。こんにちは。
献血回数5回。にわか献血マニアの井上カツオ(@katsuologo)です。
これからも献血ルーム通いを続けていきます
皆さまは献血に対してどんなイメージをお持ちですか?
- 社会貢献ができる
- 注射が怖い
- ジュースがもらえる
- 駐車場で献血車を見かける
いろいろあると思いますが、この記事を読んで、少しでも献血に興味を持ってもらえたら幸いです!
ボクが献血に行くようになったきっかけ
ボクが献血へ通うようになったのは、あるとき「コロナ禍で献血が不足している」という記事を読んだのがきっかけでした。
その記事のポイントは以下の2点です。
- 緊急事態宣言下で移動献血会場が中止になり献血する人が減った
- 宣言解除時には輸血が必要な手術が急増し、医療のリバウンドで血液が不足
コロナの影響で深刻な血液不足に陥っているとのことでした。
「自分でも社会貢献できることがあるのだろうか?」
そんな思いの中で見かけた記事だったこともあり、すぐに試してみたのですが、献血ルームが快適過ぎて、すっかりリピーターになっちゃいました!
そもそも献血って何のためにするの?
献血を理解するためには、こちらの3分動画がわかりやすいです。
ホームページを見ると、人気アニメや芸能人とコラボをしたり、LINEと連携した便利な会員アプリがあったり、啓蒙活動にチカラを注いでいるのが分かります。
つまり、それほど血液が常に不足しているというのも分かります。
移動献血会場よりも献血ルームがオススメ
皆さんが一番よく見かけるのは白い移動献血車ではないでしょうか?ボクも移動献血車で献血をしたことあります。もちろん移動献血車も悪くないのですが、それよりもボクがオススメするのは献血ルームです。
献血ルームにはジュースやお菓子が無料で食べられて、清潔感があって、マンガや雑誌まで置いてある超くつろぎ空間なんです!スタッフさんもめちゃくちゃ親切なので、快適性は空いているスタバのレベルです。
そんなこんなですっかりハマっちゃいました!
献血ルームを探す
献血ルームって意外と近所にあるかもしれません。実は献血ルームって日本全国に138カ所あるんです。
最寄りの献血ルームを探すには、日本赤十字社のホームページで調べることができます。
▼最寄りの献血ルームを探す
https://www.jrc.or.jp/about/search/bloodroom/
献血の予約
はじめて献血に行かれる方はまず事前予約をすることをオススメします。
予約をオススメする理由は2つあります。
- 待ち時間を減らすため
- 血液が過不足なく供給されるため
「過不足なく供給される」とはつまり、保存期間が限られている血液を、効率良く分配できるということです。
▼予約方法は最寄りの献血ルームへお電話
https://www.jrc.or.jp/about/search/bloodroom/
すでに献血カードをお持ちの方
すでに献血カードをお持ちの「献血経験者」の方はWEBサービスのラブラッドで会員登録しておくと、予約や自分の血液の記録などが見れて便利です!
▼ラブラッド登録方法はこちら
▼ラブラッド
https://www.kenketsu.jp/
献血ができる条件とは?
誰でも献血をできるわけではありません。
献血するには様々な条件がありますので、その一例を紹介します。
- 服用中の薬がある
- 出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)を受けた方
- 6カ月以内にピアスの穴をあけた方
- 特定の病気にかかったことのある方
- 海外旅行者および海外で生活したことがある方
- エイズ検査を目的として献血する方
▼献血条件の詳しい解説はこちら
https://www.jrc.or.jp/donation/about/refrain/
条件があるなんてせっかくの献血のやる気を削いでしまうかもしれませんが、輸血患者の方の健康のためにも、そして献血者ご本人の健康のためにも必要なものなのだと思います。
申告時には必ず正直に回答するようお願いします。
当日のながれ
予約が完了したら、次はいよいよ献血の当日です。
当日の流れはこんなかんじです。
- あらかじめ食事を摂る
- 献血の受付
- 電子パネルで質問へ回答
- 問診、血圧、体温測定
- 血液事前検査
- 採血
- 休憩
- 献血カードやお土産の受け取り
- 献血後の一日
それぞれ解説していきます。
1.朝食は必ず摂る
受付の時に必ず聞かれますが、献血前に食事は必須です。普段は朝食を食べない人も献血前は必ず食事をとるようにしましょう。
ボクも初回に朝食を食べずに行ってしまい、急遽カロリーメイトを食べて事無きを得ました
2.献血の受付
本人確認やお申し込みなどを行います。
3. 電子パネルで質問へ回答
献血者と輸血患者さんの健康のために、献血できる条件の質問を電子パネル上で行います。
とても重要な質問になるので、正直に回答してください
4. 問診、血圧、体温測定
医師に問診をしてもらいます。
自分の健康状態をチェックする工程です。
5. 血液事前検査
採血前に血液検査を行います。
最近では、指先でチクッと採血をするものでした。普通の注射よりも痛くなかったです!
6.採血
ベッドに横たわり、いよいよ採血をします。他の献血ルームは分かりませんが、ボクが通う献血ルームではテレビが見れます。献血の種類にもよりますが、全血献血でだいたい10-15分程度で終わります。
実はボク、血を見るのが苦手なので、採血の時は毎回緊張してしまいます。
ボクは採血の時は緊張してしまって血流が悪くなってしまうので、テレビに集中して気を紛らわせています(笑
7.休憩
献血後は水分補給やお菓子を食べたりして小休憩をします。雑誌や漫画も揃っているので、この時間が至福です。
8. 献血カードやグッズの受け取り
献血カードやグッズをもらえます。
献血後の一日
献血後は一日中ムリをせずに、ゆったりと過ごすことをオススメします。
行ってみて感じたこと
男性と女性比は7:3くらい
ボクが行く「滋賀県赤十字血液センター」では、見たところ男女比は7:3くらい。年齢的には20〜40歳代が多いようです。
献血ルームにいる強面のオッサンが、めっちゃ良い人に見える
街中で見かけたら道をゆずってしまうような強面(コワモテ)のオジサンが、献血ルームで座っているだけでめっちゃ良い人に見えます。ギャップ萌えですね。
自分や家族の健康について考える時間
定期的な献血をきっかけに、ボクにとっては自分や家族の健康についてを考える大切な時間となっています。誰かにとって大切な家族の命が救われているのだと想像すると、小さな社会貢献かもしれませんが、やり続ける価値はあるのだと感じます。
献血の帰り道は、少しだけ景色が違って見えます。
お菓子やジュースが飲めるのがうれしい
たかが100円と思うかもしれませんが、タダより美味いものはありません。
献血のリスクも理解しておく
残念ながら、献血は良いことばかりではありません。一定の割合で献血後に体調を崩してしまう人もいます。
ボクの姉も献血後にめまいを起こして倒れたことがありました。
当日の体調によっても異なりますので、採血後は決してムリをせずに車の運転や駅のホームなどは十分気をつけてください。
まとめ
いかがでしょうか?献血は一番身近な社会貢献です。
献血には条件やリスクもあり、心理的ハードルは高いかもしれませんが、少しでも興味をもってもらえれば幸いです!