プライベート

【初心者向け】琵琶湖一周サイクリング!(ビワイチ)に向けた準備

全国の初心者サイクリストの皆さま。こんにちは。
サイクリスト歴2ヶ月の井上カツオ(@katsuologo)です。

滋賀県への移住をキッカケでビワイチ(自転車で琵琶湖一周)にチャレンジすることにしました!

ビワイチ関連記事はこちら

この記事では、サイクリング初心者が実践したビワイチのための準備について紹介します。これからビワイチにチャレンジしたい初心者の方の参考になれば幸いです。

目次

実験体:「40代。運動不足の男」

40代の男性。仕事は在宅ワークという名のほぼニートのような生活ぶりです。なので極度の運動不足かつ軽いメタボです。

日々自転車に乗っていたのは学生の頃まで。それ以降は車かバイクを移動手段としていました。そんな中、移動手段のために半年前にクロスバイクを購入。そんなボクがビワイチにチャレンジすることにしました

準備期間は2ヶ月。ボクが実践してきた準備は以下の8つです。

  1. 情報収集
  2. 装備品の購入
  3. テスト走行1回目 (40km)
  4. スポーツジムでトレーニング
  5. ビワイチの計画を立てる
  6. テスト走行2回目 (50km)
  7. パンク修理の練習
  8. 最終準備

それぞれ解説して行きます。

1.情報収集

何ごともまずは情報収集から。ボクが買ったのはこちらの本です。

ビワイチのルート、オススメスポット、トレーニングルート、装備、注意点など、ビワイチの全てがこの本に集約されています。

ネットで情報収集も良いですが、知りたい情報はこちらの本を一冊でほぼ完結できます。

2.装備品の購入

何ごともまずはカタチから(笑

長距離サイクリングに必要なヘルメットやグローブ、スパッツなどをすぐに購入。目標達成率が低いボクの場合、モノを先に購入してしまうことでグッと現実感が出てきて「買ったんだからやらなきゃ!」と自分を奮い立たせます。

ビワイチは絶対に達成したいので、迷わず購入します。

3. テスト走行1回目 (40km)

次に、テスト走行を行います。今回はビワイチの全工程の1/5にあたる40km。それでも自身の最長記録ですが、テスト1回目にはちょうど良い長さです。

ちなみにこの初回テスト走行の目的は以下の通りです。

テスト走行の目的
  • ビワイチ全体のイメージをつかむ
  • 自分の走行ペースをつかむ(体力を測定)
  • 長距離走行の際にどこが痛むのかを把握する
  • 基本装備品のテスト(ヘルメット、スパッツなど)

自転車が初心者のボクとしては、テスト走行で得るものはたくさんありました。
結論から言うと身体クタクタで膝ガクガクでした。

初回テスト走行で得られた情報
  • 琵琶湖は自転車用に道路が整備されていて走りやすい
  • 太ももよりも、お尻が痛くてつらい
  • 走行中、汗が目に入って痛い
  • 翌日はものすごい筋肉痛(運動不足の痛感)
  • 無理のない自分の自転車スピードは18km/h

ちなみにこの18km/hのスピードはけっこう遅いです。走っていて抜かされることはたくさんありましたが、抜かしたことは一度もありません。

4. スポーツジムでトレーニング

初回テスト走行で得られたデータをもとに、2ヶ月間でビワイチを達成できるように準備していきます。まずは体力と筋力の向上です。

週4日と急ピッチで最寄りのスポーツジムへ通うことにしました。スポーツジムに割ける時間もあまりないので、足腰を徹底的に鍛えていきます。

具体的にはウォーキングとフィットネスバイクです。

心拍数を見ながら、筋力と体力の向上を目指します。

5. ビワイチの計画を立てる

たったの40kmでクタクタだったにも関わらず、なぜか「ビワイチ達成できる」と自身がありました。

チャレンジには、根拠のない自信が不可欠なんですよね!

自分にとって無理のない自転車のスピードが18km/hということが初回テスト走行で分かったので、それをもとに旅のプランを立てて行きます。

ボクはこのビワイチをただの体力チャレンジではなく、知られざる滋賀県を楽しみたいという想いがあります。そんなボクにとってこの1泊2日の旅の一番の楽しみが宿泊です。瀬田の唐橋の出発地点からちょうど半分くらいの場所にあって、良い感じの宿を探していたところ、静かな離れ家の「己高庵」という宿を発見。

ビワイチルートからは少し外れていますが、ここにお世話になろうと決めました。

実際に立てたビワイチ旅行プランはこんなかんじです。

到着時間 スポット(滞在時間) 次の移動距離(18km/h)
6:30 瀬田の唐橋 12km (40min)
7:10 草津 グリーンプラザからすま(10min) 7.4km (25min)
7:45 なぎさ第二公園(10min) 11.6km (40min)
8:35 藤ヶ崎龍神社(5min) 8.5km (30min)
9:20 長命寺(40min) 2.8km (10min)
10:10 シャーレ水ヶ浜(40min) 12km (40min)
11:30 能登川水車とカヌーランド(20min) 7.9km (30min)
12:20 きみと珈琲(20min) 13km (40min)
13:20 彦根城(40min) 11km (40min)
14:40 近江WAVE(20min) 4.4km (15min)
15:15 長浜城歴史博物館(25min) 18km (70min)
16:50 己高庵

ちなみに2日目はこのような予定です。

到着時間 スポット(滞在時間) 次の移動距離(18km/h)
6:00 己高庵 10.3km (40min)
6:40 道の駅 塩津海道・あぢかまの里(10min) 16.7km (60min)
7:50 マキノサニービーチ(20min) 8.4km (30min)
8:40 二ッ石大明神遙拜所(10min) 5.8km (20min)
9:20 ステージクス高島(40min) 12.5km (60min)
11:00 白ひげ食堂(30min) 16.0km (60min)
12:30 県営都市公園木戸湖岸緑地 (20min) 5.3km (30min)
13:20 わがし屋さんのあんぱん 結喜(10min) 5.9km (20min)
13:50 満月寺浮御堂(15min) 8km (30min)
14:35 坂本城址公園(15min) 6.2km (20min)
15:10 大津港(20min) 6.4km (20min)
15:50 瀬田の唐橋

早朝に出発し、暗くなる前には到着する旅程です。ムリのない予定を組んでみて、ビワイチのチャレンジを具体的な旅の予定に仕上げていきます。

一言アドバイス

早朝出発の場合は、営業時間に注意しながらスポットを選ぶことをオススメします!

6. テスト走行2回目 (50km)

1回目テスト走行から1ヶ月後。前回の反省をもとに追加購入した装備品を携えて、2回目のテスト走行をします。

2回目のテスト走行の目的
  • 追加購入した装備品のテスト
  • トレーニング1ヶ月目の体力測定
  • 便利アプリのテスト導入
  • 追加の改善点を検討

2回目もこちらも重要なデータを得ることができました。

2回目で得られたデータ
  • 1回目よりも疲労度が少ない(体力の向上を実感)
  • サドルクッションでお尻の痛み軽減
  • ヘルメットインナーキャップで汗垂れ解決
  • 荷物は背負うのではなく、なるべく自転車に取り付けた収納に入れる
  • 休憩を多く取る(体の負担を軽減)
  • 車の交通量の多い道での安全のためにテールライトを追加購入

2回目のテスト走行の経験をもとに、1泊2日の長距離サイクリング移動で最も重要なのは「身体への負担を軽減すること」だと確信しました。実際、初回テスト走行よりも2回目の方が圧倒的に疲労が少なかったのは、体力の向上だけではなく、アイテムや負担を軽減する走行によるものでした。

7.パンク修理の練習

もし走行中にタイヤがパンクしたらビワイチ存続の危機です。
選択肢としては以下の3つが考えられます。

  1. 自転車屋に駆け込む
  2. 自転車業者に来て修理してもらう
  3. 自分で直す

郊外でパンクしてしまう可能性を考えると、上記の選択肢は多い方が賢明です。ということで、YouTubeを見ながら実際にタイヤのチューブを外す練習をしてみます。
見るのとやるのとではやはり大違い。タイヤのチューブを外すのにかなり苦戦してしまい1時間以上かかってしまいました。でも一度経験してみると、心理的ハードルは格段に下がりますし、おそらく次は30分以内でさっさと交換できると思います。

当日を迎える前に、一度タイヤチューブ交換を試してみるのをオススメします。

自転車ブランド 型番 タイヤ交換で検索すれば見つかるはずです!

ちなみにボクが参考にさせていただいたGiantのタイヤ交換動画はコチラ

8.最終準備

ビワイチ前日の準備は以下の点です。

  • 持ち物の最終的なチェック
  • スマホに重要な情報の保存(通信ができない状態でも見れるよう)
  • 詳細な地図の印刷
  • 十分な食事と睡眠
  • 緊急仕事への備え

最後の備えは万端に!

実際のビワイチのもよう

そして実際にビワイチを達成してきました〜!楽しくもタフな1泊2日でしたが、本当に行って良かったと思っています!そんなビワイチのもようの記事が以下です。

▼ ビワイチ一日目

▼ ビワイチ二日目

まとめ

いかがでしょうか?ビワイチに向けてしっかりと準備をしておくことで、ボクのような初心者でもムリのないビワイチを楽しめるはずです!ビワイチに興味のある初心者の方の参考になれば幸いです!

ではまたー!

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