ロゴ制作をご検討中の皆さま。こんにちは。
フリーランスのロゴデザイナーの井上カツオ(@katsuologo)です。
今までに200件以上のロゴ制作実績があります。
ロゴを依頼する前にこんなお悩みはありませんか?
- どこまでイメージを固めるべき?
- イメージをどう伝えれば良いのか分からない
- デザイナーへはじめての依頼で不安
この記事ではそんな不安を払拭するためにこんなお悩みを解決します。
- 依頼する前に準備すること
- デザイナーの質問から考える、イメージの伝え方
- 目指すべきロゴデザインの方向性
それでは順番に解説をしていきます。
7つの質問を紹介
まずはデザイナーがロゴを作る前に必ず行う7つの質問を紹介していきます。
- 事業の特徴とは?
- メイン顧客とは?
- 事業のライバルは?
- 使用する媒体
- ご希望の構成要素
- 顧客に与えたい印象
- 見本にしたいデザイン
全ての問いに明確な回答を用意する必要はありませんのでご安心を!
上記のとおりです。
それでは順番に解説していきますね。
Q1. 事業の特徴とは?
まずは事業内容や依頼背景、事業への想い、特徴(ウリ)、活動が分かるホームページやSNSなどを通じて、事業について詳しく情報共有していきます。
Q2. メイン顧客とは?
事業の魅力を顧客の心に届けるためには、メインターゲットを明確に定めることが重要です。ついつい自分の好みでデザインを選んでしまうものですが、デザインに成果を求めるなら顧客を明確にイメージしておく必要があります。
特に顧客の属性は明確なほど良いので、年齢、性別だけでなく職業、年収、職場、住まいなどリアルな顧客をイメージしておくことをオススメします。
Q3. 事業のライバルは?
競合他社と自社事業との明確な差別化を図るために、他社の特徴やデザイン的な特徴を把握しておく必要があります。具体的なライバル社を複数リストアップしておくとスムーズです。
Q1〜Q3の質問の真意については以下の図をご覧ください。
- 自社のウリ
- 顧客のニーズ
- 他社との差別化
この3つの視点から、ロゴデザインが目指すべき場所を探ります。
Q4. 使用する媒体
使用する媒体によってロゴ制作の注意点は異なります。想定している媒体(例えば「ホームページ」「看板」「ユニフォーム」など)を共有していただくことで、制作する上での縛りを確認します。
Q5. ご希望の構成要素
ロゴの構成要素は3つあります。
- シンボルマーク
- ロゴタイプ
- タグライン
ちなみに3つの要素の全ては必要ありません。またご要望が具体的じゃなくても問題ありません。まずは今イメージされている構成を共有してください。
本当に知りたいのは「なぜそのデザインをイメージしたのか?」ということ
Q6. 顧客に与えたい印象
与えたい印象がデザインのゴールになります。この部分は柱となる部分なので、Q1-Q5の内容と見比べつつ、デザインの狙いに一貫性があるかを確認していきます。
Q7. 見本にしたいデザイン
言葉のやりとりだけではなく、イメージされている見本のデザインを共有していただくことで理解が深まることが多いです。逆に「こんなイメージはどうですか?」と見本を提案することもあります。
言葉だけでなく、絵やイラストを用いて、イメージの摺り合わせを行います!
まとめ
「質問のおかげで、改めて事業を見直すきっかけになりました!ありがとう!」
そんなお言葉をいただくことも実は少なくありません。
質問の真意が分かれば、目指すべきロゴデザインの姿が見えてきます。
ということでこの記事ではロゴデザイナーが必ず7つの質問について紹介しました!ロゴ依頼の参考になれば幸いです。
ではまたー!